運動能力を上げるためのイメージトレーニング

スポーツ現場において能力を発揮するために必要な『イメージ』、実際に試合で勝つために、理想な身体を作り上げるためにイメージ通りに身体を動かせるということが大切になります。

今回はいつでも簡単に行なえる誰でもできる簡単なイメージトレーニングをお伝えしていきます。

イメージと現実

スポーツ現場などでトレーナー活動をしているとなかなかうまくできないことや、やり方などを得ても思ったように身体が効かないと言った声も聞きます。

身体の使い方や必要になる筋肉や軸の安定などもとても重要な項目になりますが、それより大切なのがイメージしていることと実際の動きのギャップを埋めていくことです。そのギャップにより必要な身体の使い方や筋肉なども人それぞれ変わってきてそれがわからないまま身体を作ってしまことで逆に可動域を悪くしたり能力低下などを起こしてしまうこともあります。

競技などで頭の中でイメージしている自分がいてそのイメージから人は身体を無意識に動かしています。その動作を一度客観視していきイメージ通りの動きになっているかどうかを確認していく必要があります。

現代では、スマホなどでカメラ機能も簡単に使えるために自分の立つスタンスや構えなどもまずは撮影してみてイメージしていた姿と実際の自分の状態を再確認していくことでいろいろな気付きが出てきます。

余談になりますが、特に子供達ではこのイメージと現実の把握はとても重要になります。子供達では成長期でもあり自然と骨や筋肉は発達していきます。そのために過度なアウターマッスルのトレーニングなどを行なってしまうと逆に可動域を悪くしたり怪我の原因になってしまうために必要なのは身体の滑らかさや緊張と弛緩の切り替えができることです。

まずは自分がイメージしやすいことから始めていきそのイメージを元に身体を動かしてみてそれを写真や動画などで客観視し自分のイメージと違うところを一つ一つ見つけていくことから始めていくと良いと思います。

簡単にできるトレーニング

自分がイメージしているものと現実の状態を一致させていく簡単なトレーニングをご紹介していきます。これは一人でも行なえるものになりますのでお時間のあるときに試してみてください。

まず、鏡などがあれば鏡の前に楽な立ち方で立っていただきます。そして目を軽く閉じていき行ないます。

1 両腕を真横に90°上げる

上げた状態のまま、目を開けて自分の腕の位置がどの位置にあるかを確認してください。人によっては少し上にあったり下にあったり左右どちらかが偏っていたりします。以下、同様にイメージした動きと実際に目を開けて見た状態をチェックしていきます。

2 両腕を前に90°上げる

3 右膝を前に90°の位置まで上げる

股関節を90°、膝関節を90°の位置にするイメージで行ない、もしバランスが取りにくい場合では何かものにつかまって行なっても問題ありません。

4 左膝を前に90°の位置まで上げる

これも3と同様に行ないます。

 

これを試していただいたときにイメージでは90°の位置でも実際には位置が少し違ったりすることはよくあります。思っていた以上に差があったりすればそれがイメージと現実のギャップになります。実際に目を開けたときにまっすぐの位置に合わせたときの感覚を知っていきそれを身体へ覚えさせていくことでイメージを繋げていくことができてきます。

イメージから身体を知る

今回は簡単にイメージと現実の動きを確認するトレーニングをお伝えしました。これは数回行なうことで早い段階でまっすぐの位置が出来上がってきます。最初はギャップを確認していき、それから実際の正しい位置の感覚を身体に覚えさせます。それにより自然体で行なったときでもイメージ通りのまっすぐな位置が作れるようになってきます。

このようなトレーニングに慣れてきたら実際にスポーツ現場で行なうスタンスや構えなども同様に行なうことでより身体の使い方がわかってきたりどこが弱点でどこが強いのかも知れるきっかけにもなると思います。

慢性的な身体の症状を抱えている方も場合でも同じようにチェックしてみると自分のイメージとの差から身体の緊張も作っていることもあるので気になる方などは是非、お試しください。