腰痛〜長時間立っていることにより起こる〜

長時間立っていることにより起こる腰痛、立ち続けることによりどのような負担が腰にかかりなぜ痛みが出てくるのか日常でのバランスの取り方や人によっての運動特徴などからなぜ、起こってしまうのかを考えていきたいと思います。

立っている時のバランスの取り方

人間は二足歩行になってから両足で立ち、足の裏を微妙に細かく動かすことによりバランスを取っています。足裏を細かく動かすことにより骨盤の位置を安定させていきその人にとって良い位置を無意識に作っていきます。

そのため第一に足裏と地面の接し方が重要になり、足裏の付き方によって身体のバランスは大きく変化していきます。足裏の付き方が悪くなれば骨盤位置の安定も悪くなりその結果として腰の筋肉への負担も大きくなってきます。

足裏のアーチの働きができ地面を重力に対して押し返す働きがしっかりと作れれば骨盤の揺れも小さくなりその分、腰周りから背筋といった筋肉の緊張も最小限に抑えることができてきます。

また、人間は軸足が存在します。生まれてから一生、軸足は変わりません。左足が軸の場合は死ぬまで左側が軸足になり運動特徴が決まってきます。それにより長時間の立位が続く場合ではどうしても軸側に頼りがちになり骨盤を傾けた状態で姿勢保持をしてしまいその分筋肉への余計な負担をかけてしまうことがあります。

靴の影響による不安定感

足裏と地面との関係は姿勢保持をし筋肉の負担を最小限に抑えるためにとても大切になりますが靴の影響によりそれが崩されてしまうことがあります。

わかりやすいテストが、素足の状態で片足立ちをするのと靴を履いた状態で片足立ちをしてみると、靴を履いた時の方がバランスが不安定になりやすくなります。

これは靴の中の構造で脱げにくくするためのサイドを狭くしていたり、フィット感を高めるために土踏まずの部分を盛り上げて作られたりしています。それにより、アーチの働きが妨げられ姿勢保持をするのに他の筋肉が頑張ってしまいそれが腰の筋肉などにも負担をかけてしまうこともあります。

大切なのは、素足感覚が靴の中に残っているかどうかを確認してみることです。

日常動作が症状を減らしてくれる

立つという動作は日常生活では欠かせない動作であり、足裏と地面の関係もとても大切になります。

足はバランスを取る上で身体の外側へも内側へも大きな影響を与える場所でもあるので、日常から意識的に変化させていくことで改善できてきます。

もし、素足でも片足立ちのバランスが取りにくい場合ではアーチの働きは弱くなっています。つまり歩くときもアンバランスな状態で歩いていることになりそれだけでも余計な筋肉は負担を抱えていきます。

アーチを活性化させるために、足の親指を上下に動かす運動をすることでアーチ全体の活性が作れてきてバランス強化がされてきます。

立つ時にどちらかの足に重心を乗せる癖が強い場合では、気がついたらなるべく中央に移動させるくらいの感覚で修正をしていくようにしまた、靴の環境もしっかりと確認していくことで足の働きを妨げてしまわないように心がけていくことで姿勢保持筋の働きをしっかり作れ少ない筋力で最大限のパワーを発揮できる身体になっていきます。

日常の中から感じていき、チェックできることで意識が高くなり長時間の立位にも負荷なく耐えられる身体へとなって行けると思います。