X脚の改善に必要な筋肉

姿勢を良くしていく上で足元の働きはとても重要になります。

重力に対して押しつぶされる体を押し返し立つことができるのも

足裏の靭帯が張りを作っていることによりできています。

また、その働きが無意識に起こっていることで

体重を感じることができているのが人間の体です。

足元から崩れてくることで脚の変形や姿勢の変化が現れてきます。

運動をする上でのパフォーマンスを上げるためにも

このような働きが大切になり大きな怪我の予防にもなります。

今日はトレーナーとして関わらせていただいている

極真館、武州北支部黒岩道場の少年部の選手の変化をお伝えしていきます。

当初は骨盤の傾きが強く、X脚になっており

重心のスタンスの使い方や蹴りの精度が悪く

姿勢の保持なども外側にあるアウターマッスルを使いすぎてしまい

スタミナ切れが目立っていて試合でも後半になると動きが悪くなっている状態でした。

また、余計な筋肉が頑張ってしまうため

膝への負担も大きく痛みなども伴っていました。

X脚の影響でカカトの内側の重心が強くなっており

立ち方の改善を中心に行なっていきました。

 

内側にかかっている重心位置を少しでも外側へと移動できることで

股関節から外へと開いていき骨盤の傾きも自然と変化をしていきます。

X脚になっていくと立つ時に足を開いて立つ方が楽な姿勢になるために

左右のカカトを付けて立つことはややバランスの取りにくい姿勢になります。

しかし、このカカトを付けて立った時に働いている姿勢保持筋こそ

このX脚の人にとって必要となる筋肉になります。

 

写真の選手はまだ治療過程中ですが

1ヶ月で治療回数は5回くらいですがカカトから股関節のラインある程度

まっすぐになっていきました。

特に特別な施術は行なっていませんが本人が足の着き方を

内側から外側へと意識を行ない自分自身のもともと持っていた力で

自然と改善していきました。

自分の体へ覚えさせていき気が付いたら足の着き方が変化していた状態です。

それにより、組手での蹴りの威力や踏ん張り方

重心のズレにくさなどができてきて

一つの技に対しても体の使い方が大きく変化してきました。

この状態で稽古を行なっていくことで

筋肉の付き方も良い方向へと変わっていきます。

 

大切なのは自分自身の本来持っている体の働きを

復活させていき、自然と変化をさせていくこと

姿勢の改善は足元が答えを持っているので

着き方を理解していき、偏った筋肉の働きをなくし

なるべく重力ラインに対して自分のバランス軸を

重なり合わせていくことが重要になっていきます。

 

大きく姿勢が崩れてしまっていても変形などが起きてしまっていても

必要な働きを復活させることで改善はみられてきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。