自己否定をしてしまう方の多くは、内面的な悩みや不安の問題を抱えてしまう方が多かったり、自身の在り方を変化させ、自己成長をしていきたいと感じている方も多いのですが、
その中でも、頑張ろうとしているのにうまくいかないことだったり、他人に左右されてしまったり、自分を責めてしまい、前に進めないことが起きてしまう方も実際にはいます。
そんな時に、自分自身の日常を観察することで、思わぬヒントが見つかることもあります。
今回、ご紹介する内容は、自己観察のひとつであり、日常の中で取り入れていただけたらと思います。
無理に自分を認めなくてもいい
心の中の不安や悩みが強くなってくると、そんな状態の自分をどうにか良くしたいと誰もが思うはずです。
そんな中で、
「ポジティブにいよう!」
「どんな自分も認めてみよう」
などと捉えていき、自分に言い聞かせていくこともありますし、最近ではこのようなことも流行ってきているもの事実です。
しかし、それでも心の中がスッキリしない場合では、無理に受け止める必要もなく、そんな自分を味わってみることもいいかもしれません。
辛いという感情も悪いことではなく、心の正直な反応です。
そんな、心の反応を無理をしてポジティブにしてしまうことで、そんな自分を置き去りにしてしまうこともあり、それが続くことで知らぬ間に、身体の感覚などが鈍感になってしまうこともあるのです。
なので、無理をしないことが大切です。
無理に良い方向に持っていく必要もなく、ある意味、どんな自分も受け入れるとは、ネガティブな気持ちが出ている自分も見てあげることが大切になります。
日常の中のヒントをモノにしよう
ですが、そんな中でも状態が辛いままというのは、苦しいものですよね。
そんな時に、日常の中で思わぬ「ヒント」が隠れていることが実はあるのです。
それは、自分の「独り言」の中に、心の奥底の声が隠れていたりするということです。
もし、普段から独り言を言わないという場合では、心の中でふと出てきた言葉でも構いません。
例えば…
辛い状態の中でも
「でも、やってみるか」
「それでも、頑張ってみたいんだよね」
「やっぱ諦めがつかない」
などと、アクションを伴う言葉が出てきた場合では、チャンスの可能性もあるということです。
そんな言葉が出てきた時、思い切ってその言葉に従ってみるのもいいかもしれません。
できれば、行動するレベルまでやってみてください。
このような、とっさに出た言葉に従ってみることで、心とカラダは自然とつながりを作っていき、次第に勝手に行動しているということも起きたりするのです。
心の軽さを体感するまでが大切
自分の独り言に従ってみて、実際に行動をしたとして、次に感じていただきたいのが「心の軽さ」になります。
実際にその言葉に従い、一歩前進した時には、心の中が反応を起こすのものです。
最初は複雑な気持ちになる人もいるかもしれませんが、その数分後、実際に自分の胸に手を当てて、心の軽さを感じてみてください。
慣れないうちは、ズーンと重く感じてしまうこともあったり、またはその言葉通りに従ってない可能性もあるので、その場合は何度か繰り返してみることがいいかと思います。
とっさの独り言は、無意識の中にあるものに近いので、素直に従えるかが大切になってきますので、なるべく思考が入らないように行動に起こしてみましょう。
ここでいう思考とは、
「でもなぁー」
「やっぱり…」
などといったことになります。
そして、行動してみたら必ず心の軽さがあるかどうかを確認することです。
最初は意識して、丁寧におこなってみるといいと思います。
まとめ
今回は、自分自身に対して、自信のなさや不安、悩みといった問題に苦しんでいる方に向けて、日常の中の独り言からヒントを得るということについてお伝えしてきました。
日常の中の自分自身を観察することで、意外な面が見えてきたりします。
何気ないところこそ、素の状態が現れやすい、本来のあなたの姿が表現されるものです。
是非、じっくりと自身を観察してみましょう!