マインド

変化のタイミングに大切なこと

変化をする時に「タイミングを逃してしまう」という方もとても多く、そのような方々の中におきていることに共通していることがあり、普段、日常の中で使う言葉や、カラダが行為している行動などでも著明に現れてしまうことも多いものです。

 

 

そして、これらはメンタル面や内面的な変化だけでなく、カラダの症状においての変化にも同じことが言えます。

 

 

今回は、そのような内容をお伝えし、向き合い方などを書いていきます。

 

変化の時に必ず現れる「ツワモノ」

自分自身を啓発して、変化・成長したい時や自分でビジネスなどをスタートさせようとする時、または、健康になるために運動やダイエットを始めた時や姿勢の改善や心身的な症状を改善させようと真剣に向き合おうとした時

 

 

そんな時に必ずと言っていいほど現れる存在は、

「エナジーバンパイア」「ドリームキラー」というものです。

 

変化するあなたを全力で阻止してくる存在ですね。

 

 

これには、パートナーであったり、親や子供、先輩や上司などいろいろな場面で存在はします。

 

 

 

なぜ、全力で阻止してくるのか、理由は一つだけです。

 

「大切な人に今のままでいてほしいから」

 

いわゆる「心配」という一つの表現でもあります。

 

 

 

中には、このようなことが理由でこれまでに断念してきたこともある方もいるかもしれません。

 

 

しかし、あなたの中で「迷い」が生まれている時というのは、潜在意識の中では「本当は変化したい」という本音が現れている時でもあるのです。

 

 

人は「No」と判断しているものには即答できるようになっており、これは動物の生存反応の一つでもあるので無意識に中に組み込まれているものです。

 

つまり、

「変化への期待が生まれる」 → 「一歩踏み出す」 → 「エナジーバンパイアが全力で走ってくる」 → 「迷いが生まれる」 → 「自分ではない他人の意思で断念してしまう」

 

といったことがおきてしまい、みなさんが思っている以上に日常的にこのようなことはおきています。

 

 

いつの間にか、自分の意思であったものが、他の誰かの意思になってしまい、タイミング(機会)を損失してしまうのです。

 

 

でも本当の「ツワモノ」は!?

先にお伝えしたことを経験されている方もいたかと思いますが、実は本当の「強敵」はここから登場してきます。

 

 

「エナジーバンパイア」や「ドリームキラー」が現れた場合に、物事を断念してしまう場合、理由が生まれてきますね。

 

「夫が理解してくれないから」

「子供の世話があるから」

「親が認めてくれないから」

「上司が許可を出してくれないから」

 

など、いろいろな理由が出てくるのかもしれません。

 

 

 

さて、ここで一度ゆっくりと考えてみてほしいのですが…

 

 

もし、お子さんがいる人では、あなたのお子さんがやりたいことができたとしましょう。

 

その時に「親が認めてくれなそうだから断念する」とやる前から諦めてしまったら…

 

 

あなたのパートナーが、本当にやりたいと思ったことが見つかったとしましょう。

 

その時に「妻(夫)が嫌がると思うから断念する」とやる前から諦めてしまったら…

 

あなたはどう感じますか?

変化や成長、改善したいと感じているのは「あなた」です。
そして、断念する理由を作っているのも「あなた」です。

 

つまり、本当の「エナジーバンパイア」「ドリームキラー」はあなた自身であり、あなたの「マインド」にあるのです。

 

 

 

「迷い」が生まれ、断念する方向へ無意識に進ませようとすることが「マインド」は得意であり、あなたを何があっても元の姿へ戻そうと働きかけます。

 

 

そんな時は是非、一度向き合ってみてください。

お子さんを理由にしていませんか?
パートナーを理由にしていませんか?

 

本当は別のところに理由があり、それは他の誰でもないあなたの中に理由があるのです。

 

 

それを、見つけだなさい限り、同じ悩みは繰り返しますし、同じ出来事がまたやってきてしまうことになります。

 

 

大切なのはシェアであり、発信

内面的なことやカラダのことにおいての変化や成長のタイミングが訪れた時に、誰でも心の動きを感じます。

 

 

その時に同時に迷いが生まれ、変化するあなたを身近な方は全力阻止をしてきます。

 

 

それにより、さらに悩み、やらない理由を必死に考え出し変化しない方向へと無意識にあなたの「マインド」はささやき続けます。

 

 

そんな時に大切なことは、自分の思っていること感じていることを言葉にすることです。

 

 

以前に同じような悩みをかかえ、それを乗り越えた人にアドバイスをもらうことが大切です。

 

 

 

言葉にすることで、自分の中身は整理されていきます。

 

 

しかし、そこを黙って一人の中で解決しようとしていると、マインドはネガティブが大好きなので、悪い方向やリスクしか出してきません。

 

 

それを知っておくと迷いが生まれた時も楽になってくるのですが、迷い中はそうもいかないので、そんな時は是非、心の中に出てきている気持ちをシェアしてみましょう。

 

 

まとめ

人は心の面においてもカラダの面においても変わること、良くなっていくことの過程には、様々なことがおこります。

 

 

その中には、自分自身の「マインド」という強烈な「エナジーバンパイア」「ドリームキラー」が現れてきて、ネガティブな方向へ何があっても進めていきます。

 

 

しかし、そのような出来事がおきた時こそ、変容のタイミングがおきている時であり、潜在意識の入り口が少しだけ開きかかっている時です。

 

 

そこを、他の誰かを理由にしたり、いつもの同じ選択をするのか、または、自分を期待していつもと違う道に進むのか、それは自由です。

 

 

大切なのは、同じ悩みを繰り返さないことです。

 

 

そして、迷いやネガティブな状態が強い場合では特に、自分の気持ちを言葉にし、シェアや発信をしていくことです。

 

 

迷いは成長の手前におこるものですし、何よりタイミングはこの機会だけかもしれません。

 

 

是非、自分自身の本当の気持ちを知っていくことを大切にしてみてください!

 

 

 

 

ABOUT ME
アバター画像
鹿庭 貴彦
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー 1984年、埼玉生まれ。16年間セラピストとして活動し、これまで延べ6万人以上のクライアントの心とカラダの問題を解決してきた。 現在では、オンラインを中心としたセルフメンタルケアを提供している体感学の学校を主宰。 これまでに200名以上の人が受講したセッションであり現在はセラピスト育成にも力を入れている。 著書『子供の症状の根本原因がわかる!小学生編』では、Amazonランキング5部門1位、ベストセラー1位を達成する。