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スピリチュアル貧乏に注意!

スピリチュアルな世界という表現が注目されていたり、そのような世界への信仰も以前よりは深くなっていることもあります。

 

その中で、最近では「スピ貧乏」という言葉も出てきており、その名の通り「スピリチュアルな貧乏」ということですね。

 

 

実際に僕のところにも、スピリチュアルな世界を身に付けたい、導かれたいと感じて訪れる方も多いのですが、僕はゴリゴリのスピリチュアルヒーラーではないため、お伝えしていくことは一貫して「スピリットに生きる」ということ、つまり「本当の自分で生きる」ということをお伝えしているため、不思議な能力や霊的な世界と繋がれるとは少し違います。

 

 

今回は、スピリチュアルな世界へ間違った進み方をしてしまうことによって「人生が悪い方向へ進んでしまう」ということにおいて注意点などをお伝えしていきます。

 

 

スピリチュアル貧乏の特徴

ここからはスピリチュアル貧乏(以下、スピ貧乏)の特徴についてご紹介していきます。

 

その名の通り、スピリチュアルな世界を信仰し日常生活の中でも活用しているのにも関わらず、金銭面、人間関係等で苦しい思いをしており、悩みが絶えない状態となっている人たち。

 

 

スピリチュアルというものの捉え方を勘違いしてしまうことによって、様々な問題が起きてしまい、最後には自分自身を苦しめてしまう結果となってしまう。

 

その中で、大きく分けて以下のことが考えられる。

 

できない理由を都合よく解釈する

自分のやりたいこと、やらなければいけないこと、目標や願望というものがある中で、どうしてもテンションがついていかずに思った通りの行動が取れなかった時、または身体の調子が良くなくやる気が起きない状態の時。

 

このような経験は誰もがあることであり、多くの方がぶち当たる壁でもあるかもしれない。

 

 

しかし、スピ貧乏の人の場合では、「できない自分」までも都合よく解釈してしまい、肯定してしまうことがよくある。

 

 

例えば、

「今はタイミングではない」

「導かれていないから」

「月や星、ガイドからのメッセージで今は休む時期と言われたから」

 

などというように、自分の意志とは違うものが働いているから「仕方がない」といった解釈となり、いつまでも行動を起こすことができない。

 

 

その結果、「そうだよね!」「今じゃないよね」と捉えてしまい、今現在、抱えている悩みからも目をそらしてしまい、再び同じ悩みが自分の元へ戻ってきてしまうといったことになってしまう。

 

 

善意の行動が逆に相手を苦しめる

人間関係の中においても、スピ貧乏になっていると様々な弊害が起きてしまう。

 

それは、求められていないのに「スピリチュアルアドバイス」としてしまうことだ。

 

例えば、

「〇〇の神社に行ったほうがいい」

「〇〇を食べたほうがいい」

「〇〇に会いに行ったほうがいい」

 

などということや、他にも

 

「神の声では、今やったほうがいいと言われている」

「こうすることで、あなたのやることがより加速します」

 

というような、一方的に抽象的なアドバイスをしてしまうということだ。

 

 

相手が求めている時であれば、その相手も真剣に聞き、話を受け入れることだが、求められていないのにこれらを一方的に伝えてしまうことで、時に相手にとってはありがた迷惑となり、場合によっては不快な思いをさせてしまうことも大いにある。

 

 

特別扱いされたい心理が隠れている

なぜ、このようなことが起きてしまうかというと、そこには「承認」という欲求だったり、その奥にある「自己否定」というものが隠れている。

 

「人の役に立ち、感謝される」

 

これは多くの人が求める心理であり、感謝されれば自分自身も満たされる。満たされれば「自己承認」ができ、自己否定からも逃れられると考えてしまうのだ。

 

 

そのための手段として、無意識の中で他の人とは違う観点を捉えることができる自分を自然と外に出してしまっている心理が隠れているとこと。

 

 

実践して自身で体感する

もし、あなたがスピ貧乏になっていないか?不安な時はせっかくの能力を自分自身で実践し、体感していくことが大切。

 

 

人に対して、求められてもいないアドバイスをしてしまう場合などでは、まずはそれらを自分自身で試していくことで体感し実感できる。

 

成果があったことは人にも伝わりやすく、信じやすい。

 

 

メッセージを受け取れる人であれば、そのメッセージを自分で実践し、どのような成果を得ることができたのか?を記録してみることであなた自身のためになり、成長にもつながる。

 

 

正しく、能力を活用できているのであれば、必ず良い方向へと進んでいき、日常の中でも生き生きと過ごせるはずだ。

 

 

そのため、まずは人に何かをする前に自身での実践を体感してみよう。

 

 

結局は、スピリチュアルな世界でも一般的な現実世界でも、「まずは自分でやってみる」ということが大切。

 

 

 

自分を満たし続けること

今回はスピリチュアルな世界のことについて「スピ貧乏」の注意点についてお伝えしてきました。

 

もし、思い当たる方は生活や人間関係の中で意識してもらえたらと思います。

 

目に見えないことだからこそ、根拠が必要なこともあり、それを人に与えるとなると尚更です。

 

 

結局は、どんな世界の話であっても、まずは「自分自身」であり、自分を整えること、軸を持つこと。

 

 

あなたがもし、現在の生活の中で人間関係や自身の問題で苦しんでいるのであれば、まずは自分自身へフォーカスを向けてみるようにしてみましょう。

 

 

自分の「言葉」「行動」を振り返り、本当はどんな自分でいたいのかをもう一度、振り返ってみましょう!

 

 

 

 

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ABOUT ME
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鹿庭 貴彦
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー 1984年、埼玉生まれ。16年間セラピストとして活動し、これまで延べ6万人以上のクライアントの心とカラダの問題を解決してきた。 現在では、オンラインを中心としたセルフメンタルケアを提供している体感学の学校を主宰。 これまでに200名以上の人が受講したセッションであり現在はセラピスト育成にも力を入れている。 著書『子供の症状の根本原因がわかる!小学生編』では、Amazonランキング5部門1位、ベストセラー1位を達成する。