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嘘は嘘を呼ぶ!自分の心をしっかり守ろう

ひとつ嘘をついてしまうと、次から次へと嘘をついてしまうこともあり、最終的に自分自身の心にしこりを作ってしまうことになってしまいます。

 

嘘をついてしまったことよりも、自分の中にモヤモヤしてしまう状態が残ってしまうということが大きな問題となってしまい、場合によっては生活に支障をきたしてしまうこともあります。

 

今回は、そんな方に向けて心の守り方をお伝えしていきます。

 

嘘を重ねてしまうことで心に起きる問題

嘘とついてしまった時、ほとんどの方は胸が痛むもの。

 

「嘘も方便」という言葉もありますが、それでも嘘をついてしまうことで罪悪感を感じる人はとても多い。

 

 

心の状態を考えた時、「どんな嘘をついてしまったか」より「その後の自分の心」の方がよっぽど重要であり、場合によっては自分で消えない傷を作ってしまうことになってしまいます。

 

 

自分を守るために嘘をつき、さらにそんな自分を守るために次々と嘘をついてしまうこともあり、気がつくとなんで最初に嘘をついてしまったのかさえもわからなくなってしまう。

 

 

そんなことが続いてしまうことによって、「何が本当」で「何が嘘」なのか混乱してしまい、いずれ自分自身の「本音」がわからなくなり、自分の心の声にも気づけなくなってしまいます。

 

実は嘘をついてしまうことよりも、こちらの問題のほうが重要になってくるのです。

 

 

嘘をついてしまうシチュエーション

誰もがつきたくて嘘をついている訳ではないかと思います。

 

少なくともこの記事を読んでいただいている方では、そうだと思いますが、嘘をつかなくてはならない状況にある時、本当は苦しいけど仕方なくついてしまうこともあります。

 

ここでは、それぞれの場面に合わせてお伝えしていきます。

 

パートナーとの関係

パートナーシップにおいての嘘や隠し事の境界線は人によって様々で、それぞれのルールなどもありますが、やむ得ず嘘をついてしまう時では、多くは相手からの「監視・依存」が強い時です。

 

相手のことがいつの間にか「恐怖」となってしまい、自由を奪われることを恐れ、隠し事や嘘をついてしまう結果になってしまいます。

 

他にも相手のことを気にしすぎるあまり「本音を言えない」状況になることもあり、顔色を気にしすぎるあまり自分の気持ちを言えなくなってしまうこともあります。

 

こちらは嘘というよりは、「言えなかった」ということになると思いますが、どちらも相手の状態から起きてしまう反応になるということです。

 

仕事での自己防衛

仕事においての嘘をついてしまうことに関しては、経験している方もいると思いますが、「寝坊」をしてしまった時です。

 

「遅刻」が確定とわかった時点でとっさに嘘をついてしまうことがあります。

 

「電車が止まってしまった」

「財布を家に忘れてしまった」

「通勤中、人が倒れていた」

 

理由は様々でありますが、とっさにこのような嘘をついて自分を守ろうとする反応が起こるのです。

 

 

他にも、勢いのある上司と無口な部下との関係性においては、部下がやむ得ず嘘をついてしまうこともよくありますね。

 

 

これは、上司の存在が恐怖のあまり、思ってもないこと(上司の望む言葉)を言ってしまうといったことです。

 

 

似たようなシュチュエーションを経験された方もいるのではないでしょうか?

 

お金の問題での嘘

お金が絡む問題では、嘘は付き物とも言われてしまいますが、友人や夫婦間などではありがちな話です。

 

他にも支払い期限に払えない状況や借金返済などの時にも、とっさに嘘をついてしまうといったことになってしまいます。

 

 

お金に問題に関しては、先にお伝えした「嘘に嘘を重ねてしまう」という問題が起こりやすいことになり、自分を苦しめてしまう結果にもなります。

 

 

これらの問題を長い間抱えている場合では、なるべくお金のことは正直になり、お金への価値観をしっかりと向き合うことが必要です。

 

もっともらしい嘘をついたとしても、嘘に変わりなく、人間関係にも溝を作ってしまい、最終的に自分自身を傷つけてしまうことになってしまいます。

 

親子関係での嘘

親子関係での嘘においては、「親から子供へ」と「子供から親へ」によって状況が大きく変化します。

 

親から子供への嘘は、親自身が一番苦しむ結果となってしまい、「ついて良い嘘」と正当化しやすいものにもなります。

 

例えば、夫婦間がうまくいってない時での子供に見せる顔色や雰囲気までも、作り上げないといけない状況となったり、子供からのとっさの質問に対して「真実とは違うこと」を伝えてしまうこともあります。

 

 

子供から親への嘘は、注意が必要であり、子供は「嘘とわかっていて嘘をつく」ことがあるということです。

 

その理由としては、

「お母さんが怒るから」

「お父さんにそう言われたから」

 

など、両親の存在を気にしてついてしまうことにあります。

 

 

多いのが、習い事や塾などを子供本人の意志とは別に強要しているケースではこのようなことが起こりやすいです。

 

 

ほとんどがコミュニケーション不足

それぞれのシュチュエーションに合わせて、ついてしまう嘘をお伝えしてきましたが、ほとんどがやむ得ない場合。

 

しかしこれら多くの問題は「コミュニケーション不足」にあります。

 

嘘をついてしまうことは場合によっては仕方ないこともありますが、大事なのはそのままにしないことです。

 

 

まずは「本音が言える関係性」になれているかどうかです。

 

 

この関係であれば、ほとんどが嘘が無くなります。

 

 

そして、嘘をついてしまうと次々と嘘を続けてしまうことになり、やむ得ないにしても心は苦しくなります。そのためなるべく早めに嘘を白状することで、楽になりますし、相手との関係も大きな溝が生まれなくなることもあります。

 

 

嘘をついてしまうことよりも心のダメージを守ることが大切

今回は嘘をついてしまうことで、さらに嘘をつかないといけない状況になってしまい、それにより心へのダメージも大きくなってしまう問題についてお伝えしてきました。

 

 

嘘をついてしまうことももちろん、良いことではありませんが、それよりも重要なのはそのままにしておき、心を置いていってしまうことです。

 

 

嘘を重ねてしまう数が多いほど、あなたの中の本音は、あなたから遠ざかってしまい、本当の自分の気持ちさえも見えなくなり麻痺してしまいます。

 

 

そんな心のダメージを作らないためにも、なるべく自分に正直になり、しっかりと丁寧に自分の気持ちと向き合うことが大切です。

 

 

それぞれ、環境の中で「仕方ない」と感じて嘘をついてしまうといった場合では、少し立ち止まってみましょう。

 

 

そして、まずは相手より自分の心を見守ることを大切にしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
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鹿庭 貴彦
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー 1984年、埼玉生まれ。16年間セラピストとして活動し、これまで延べ6万人以上のクライアントの心とカラダの問題を解決してきた。 現在では、オンラインを中心としたセルフメンタルケアを提供している体感学の学校を主宰。 これまでに200名以上の人が受講したセッションであり現在はセラピスト育成にも力を入れている。 著書『子供の症状の根本原因がわかる!小学生編』では、Amazonランキング5部門1位、ベストセラー1位を達成する。