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いつも同じような「嫌な人」に悩みを抱えてしまうのは

いつも同じような悩みや人間関係の問題を抱えてしまうといった経験をされる方はとても多いものであり、そこには自身の思考のクセが存在し、物事の捉え方、受け取り方が決まっているケースがあります。

 

それらに気付いていくことで、同じ悩みに苦しんでしまうことから解放されていきます。

 

問題に対する対処法を学ぶこと

いつも同じような嫌な人や出来事の悩みを抱えてしまい、心の中がいつもモヤモヤしてしまい、考えても悩んでも同じことを繰り返してしまい自己嫌悪におちいってしまうといったことが起きてしまう場合。

 

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?

 

 

それは、その人本人が「その問題の解決方法をまだ知らない」ということです。

 

 

もし、同じような問題をあなたが乗り越えたとしたらおそらく、もう同じ悩みには苦しむことなく簡単に乗り越えることができるでしょう。

 

 

過去を見返してみると、このような経験をしている方は多いと思います。

 

 

いつも同じような悩みに苦しまないためには、自分自身を客観視できるようになり、捉え方を変えていくことが大切です。

 

 

できるようでできない自分を客観視

自分自身を客観視することの大切さは、たくさんの情報の中で言われていることではありますが、これができるようで実はなかなかできていないこともでもあります。

 

また悩みの渦中にいる間では、冷静に自分と向き合い客観視する「余裕」などありません。

 

 

頭ではわかっているけど、行動がついていけない。情報を得たとしても実際にその場面になるといつもの自分に元通りなんてことになり、同じ悩みに苦しむ人の仕組みはここにあります。

 

 

では、どのように自分自身を客観視できるようにしていけばいいのでしょうか?

 

自分と向き合う習慣をつけるポイント

自分を客観視できるようになるためには、どんな時でも「自分と向き合う習慣」を身に付けていくことです。

 

 

向き合う習慣を身に付けるためのステップは、身体で感じていくことからはじめていくことです。

 

「肌で感じる」 → 「心に問う」 → 「自分の状態を確認」 → 「客観視が自然とできる」

 

身体から感じ、そこから自分自身の心の内側へと辿っていくことで、自然と向き合えるようになり客観視ができるようになっていきます。

 

では、ひとつずつ見ていきましょう。

 

「肌で感じる」

「肌で感じる」というのは誰もが経験されていることだと思います。

 

人は嫌なことや感情が出てしまう時では、「身の毛がよだつ」「鳥肌が立つ」といったように皮膚が反応したり、「胸の奥が痛む」「心臓がドキドキしている」といったように体内の反応を感じたりと身体に何かしらの影響が出ます。

 

まずは、悩みや出来事の中であなた自身の肌(身体)がどう反応しているかを知っていくことです。

 

「心に問う」

肌で感じたあとに、自分の心に問いかけてみることです。

 

「肌がこういう反応をしている時、自分はどんな感情になっているのか?」

 

自分の心と身体のつながりをしっかりと感じてみることが大切になります。

 

そして、身体の反応に対して心の動きを知ることで自分の身体のクセがわかってくることになります。

 

「自分の状態を確認」

そして次に、心に問いかけたあとに「今の自分の状態を再確認」することです。

 

「身体はこういう反応をしている時、自分はこんな感情になり、だから今の自分はこのような状態となっている」

 

身体を通して、自分の状態を把握することをおこなうと、自分自身としっかりと向き合うので、その間は「悩み事」に支配されることが無くなります。

 

この一連の流れを習慣付けることで、常に自分と向き合う習慣ができるので自然と「自己対話」ができるようになるのです。

 

結果、自然と客観視ができるようになり、大きいと感じていた悩みがさほど問題と感じなくなるかもしれません。

 

 

嫌な人から学びを得る

いつも同じ人間関係の悩みを抱えてしまう場合では、いつもそれらを「嫌な出来事」として捉えてしまい自分としては「避けたいこと」「関わりたくないこと」とその出来事に反発しようとしてしまいます。

 

しかし、そこで「嫌な人から学びを得る」という視点に立つことで驚くほど問題は改善していきます。

 

「自分の問題解決能力が試されている瞬間」

「この人が目の前に現れることで私はどんなことを知る意味があるのだろうか」

 

など、視点を変えてみることです。

 

 

ですが、「嫌いな人から学ぶ」という感覚は心が窮屈に感じてしまうこともあるかと思います。

 

そこで捉え方を一気に変えてみましょう。

 

「自分自身の成長のため」

「相手はどうでもいい」

 

という感覚になっていくことです。

 

 

無理に嫌な人の存在を、肯定する必要も好きになる必要もありません。

 

 

ただ、あなたの人生を「嫌いな人」という存在に邪魔をされているという感覚は心に残す必要はないのです。

 

 

そのため、嫌いな人からあなたの心の中の「動き」を学ぶという捉え方にしていくことが大切になります。

 

 

是非、これらの視点を変えた捉え方を試して、あなたの人生をラクにしていきましょう!

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
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鹿庭 貴彦
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー 1984年、埼玉生まれ。16年間セラピストとして活動し、これまで延べ6万人以上のクライアントの心とカラダの問題を解決してきた。 現在では、オンラインを中心としたセルフメンタルケアを提供している体感学の学校を主宰。 これまでに200名以上の人が受講したセッションであり現在はセラピスト育成にも力を入れている。 著書『子供の症状の根本原因がわかる!小学生編』では、Amazonランキング5部門1位、ベストセラー1位を達成する。