こんばんは!自律神経・内臓専門整体師の鹿庭(かにわ)です!

 

患者さんを治療していく上で、多くの先生方が大切にしている問診。

 

初診や再初診の患者さんには必ずおこなっていると思います。

 

問診をすることで、患者さんの症状や悩みを捉え、その患者さんに合った治療プランを考え、提案し治療を開始することと思います。

 

 

その中で「説明と同意」をしっかりとおこない、先生の考えや想いを患者さんに伝え、患者さんに手に入る未来を思い描いていただき「一緒に治していく」ということが理想とされるのではないでしょうか。

 

 

しかし、中には自身の院の売上を最優先することで患者さんにとって本当に必要な治療の提案ができていない問診をしている方もいます。

 

 

そして、これらの問題は先生の中では無意識であっても目の前の患者さんには実は伝わってしまっていることもあります。

 

今回は問診をする上で大切なことや注意が必要なことをお伝えしていきたいと思います。

このような疑問を持つ方へ
  • 自分のしている問診にどこか不安を感じている方
  • 問診中に患者さんの顔色を気にしてしまう方
  • 最近、離反率が多くなってきた方
  • 思うような売上につながらない方

日常の言葉がそのまま問診に出てますよ!?

先日、とある先生からご質問をいただきました。

 

 

私のサロンでの施術内容や単価や頻度、クライアントの層などをお伝えさせていただいたり、いろいろ情報交換をさせてもらい、その先生との会話の中で気になることがいくつかありました。

 

「鹿庭先生はいくらとってるんですか?」

「うちの院では、矯正と電気治療を全員の患者さんにゴリ押しです!」

「保険治療のみの患者さんは切り離します」

 

このような言葉を話していたのですが、

鋭い方はこの言葉の意味がわかると思います。

 

 

多少、言葉のアヤはあると思いますがおそらくとっさに出た言葉ではないかと感じます。

 

 

お話を聞いていくとどうやら、この先生の院では異業種のコンサルティングが入っているそうで、完全にマニュアル化された治療プログラムを取り入れているようで、問診から治療内容、治療頻度まで徹底しているそうです。

 

 

その中で、看板メニューのようなものが存在し、矯正治療とインナーマッスル強化をする特殊電気治療。

 

そのため、新規の患者さんには何を伝え、2回目の患者さんには何を伝えるというのが最初から決まっているようなプランになっています。

 

そしておそらく、普段からスタッフ間での会話でもこのような会話がおきているものだと思います。

 

 

確かにビジネスの観点から考えていくとこのようなプログラム化したほうが一貫性があり、先生方も楽にできることと思いますが、あまりにも「利益ベース」で考えてしまうことで気が付かないうちに「先生としての心」がなくなってしまうことも起きてしまいます。

 

 

あくまで先生は「患者さんを悩みから解放」することが一番の目的であり、その価値提供から利益につながるものになるため「利益ベース」の考えのみになってしまうことで目の前の患者さんの状態が見えなくなり、このような言葉が自然と出てしまい、その雰囲気が知らぬ間に患者さんにも伝わってしまうことにもなってしまうのです。

 

本当にその治療は必要ですか?

もちろん、治療院を経営していく上で利益を上げていくことはとても大切です。

 

利益がないことでは、患者さんを救うにも救えない状況ともなってしまいますしね。

 

私も利益を考えることは決して否定はしていませんし、私自身もサロンを経営する上では切っても切り離せないことになります。

 

 

ここでお伝えしたいのは、患者さんの「身」をしっかりと見ていただきたいということです。

 

患者さんの症状にしても様々な観点から見ていくことで、本当に必要な治療が見えてくるものです。

 

 

誰にでも同じ治療提案していませんか?

目の前の患者さんのひとつの症状にしても、原因は様々なものがあります。

 

例えば、腰痛であっても、

  • 日常生活の姿勢が原因
  • 労働環境による原因
  • 自律神経性の原因によるもの
  • 心因性の原因によるもの

 

など、いろいろとあります。

 

患者さんの環境や筋力の状態、精神的な側面からも考えて見ていく必要があり、そのように考えていくとひとつの腰痛の症状でも患者さん一人ひとりに合わせていき治療を進めていく必要もありますね。

 

 

そう考えていくと10人いれば10種類の治療内容が考えられるということになります。

 

 

そのためには患者さんの「身」と見ること、一人ひとりの存在をしっかりと把握し先生側の「我」「欲」を一旦外していき、真っ白な状態で患者さんを見ていく必要があります。

 

 

患者さんが求めている目的と先生の目的が一致することから治療がスタートするのではないかと私は思います。

 

 

ここがしっかりとできていれば、

「全員にゴリ押しする!」

「保険のみの患者さんは切り離す」

 

などという考えも絶対に出てこなくなりますし、その患者さんにあった、必要な治療が必ず提供できるものになります。

 

 

しっかりと患者さんの症状の背景を知ることができれば、誰にでも同じ治療というのはありえない話ですし必然的にそのような考えは生まれてこなくなってくるものです。

 

提案した治療は先生自身が効果を感じていますか?

治療院の中でのメニューを実際に体験したことのない先生もいることがあります。

 

矯正治療やダイエット系のメニューになると、数ヶ月のコースなどを設けているケースも多く、

 

例えば、3ヶ月コースのようなものが多くありますが実際に先生方で患者さんに提案しているコースや期間、通院頻度でその治療を受けた方はどのくらいいますか?

 

 

そして3ヶ月後にどのような変化を感じれましたか?

 

 

実はこの経験こそが一番、患者さんに伝わるものであり患者さんからすれば目の前の先生が提案してくれている治療を実体験しており、変化した姿を見せてくれているものとなり、信頼性も一気に高まります。

 

 

多少、時間が必要となりますがこのような患者さんに提供している治療などは先生本人が身体で体感していることがとても重要になります。

 

 

患者さんはいろいろと感じていますよ

私のサロンには、何度もいろいろな治療院などに通いそれでも変化のしないという方が多くいらっしゃいます。

 

その中でも、

「お金だけたくさん払ったけどあまり変化しなかった」

「3ヶ月間おこなったけど、また3ヶ月分提案された」

「毎回、同じ質問をされ、同じ治療をされて効果がわからなくなった」

 

などという相談も多くあります。

 

他にも、院内の物販などの健康食品なども進められ、さらにはそれらのセミナーにまで招待されるといった患者さんもいました。

 

 

先生にとっては「良いと思って提案したこと」であっても、このように患者さんが感じてしまうことが正直な答えともなってしまうのでひとつの提案にしても、患者さんの「何を見て提案するか」を気を付けていくことが大切になります。

 

 

患者さんにとって先生はプロであり、悩みを解決してくれる存在でもあります。

 

 

そのため、問診では「何を伝えるか」より「何を感じとるか」というところにも意識を向けていただけたらと思います。

 

まとめ

今回は「問診」について患者さんに伝わってしまうことについてお伝えしてきました。

 

目の前の患者さんを治すための問診をしている先生はとても多いと思いますが、その反面、院の売上をメインに考えていき「治す」より「売る」ということが優先されてしまう方も残念ながらいます。

 

 

その結果、患者さんが迷ってしまうという現実になってしまいます。

 

さらに、これらは無意識におきてしまう問題でもあるため、もし院長先生の立場である方がこのようになってしまっている場合では、患者さんを迷わせると同時に後輩スタッフまで迷わせてしまう可能性もあります。

 

 

もし、問診をする上で不安、不満を感じている場合はもう一度、なんのための問診なのかを思い出していただけたらと思いこの記事を書かせていただきました。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます!

おすすめの記事