骨盤

子供の急な膝の痛み〜起こりやすい症状とは〜

こんばんは!自律神経・内臓専門整体師の鹿庭(かにわ)です。

 

お子さんが急な膝の痛みを訴えてきた

 

原因もわからずにママとしてもどうしていいのかわからない

 

そのような方に向けて子供たちの膝の痛みについてお伝えしていきたいと思います。

このような悩みはありませんか?
1)子供が習い事をしていて膝の痛みが出てきてしまった
2)子供が急に膝の痛みを訴えてきた
3)子供が足を引きずって歩いているのが気になる
4)子供が夜、寝ているときに膝に痛みがある

 

特にケガをしたわけでもないのに膝に痛みが出てきてしまい気になってしまう方もいると思います。

 

このような症状が出るものとして

「反張膝(はんちょうひざ)」

というものがあります。

 

反張膝というのは一種の骨格の歪みによるものであり姿勢やバランスが大きく関わってきます。

膝関節が通常より、そり返りが強く起きている状態で、関節が緩いとも例えられることもあります。

 

今回の内容は

1)反張膝になる原因やメカニズム
2)それにより起こりやすい症状
3)自分でできるセルフケア

をお伝えしていきたいと思います。

 

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1 反張膝(はんちょうひざ)のメカニズム

反張膝になってしまう原因は「遺伝と重力」の影響があります。

 

遺伝により身体の使い方が

「両親のどちらかから」

受け継がれ重心の位置が決まります。

 

反張膝の場合では足の指先側の前過重(前重心)になります。

 

 

それにより骨盤は前側へ傾く骨盤前傾(そり腰)になり

股関節は内側へ捻れる内股(うちまた)になります。

 

この状態で重力により常に身体が押されるために

自然と膝を伸ばす力が通常より強く働くため膝関節のそり返りが起こり反張状態となります。

 

筋肉では太ももの後ろ側の筋肉がいつも引っ張られていて前側の筋肉が縮んでいる状態になり

筋肉が互いに引っ張り合う拮抗(きっこう)バランスが崩れている状態となります。

 

2 反張膝により起こる症状

 

膝のそり返りが強くなることで身体には痛みや違和感や負担などがかかってきます。

 

特にお子さんの場合ではカラダの成長とも重なるため

カラダへの負担は注意が必要となります。

 

 

膝の関節は過度にそりやすくなってしまうため

「長時間の歩行やランニング」などでの関節痛が起こりやすく

足元のバランスも崩れやすく

「外反母趾(がいはんぼし)」「指の付け根にタコ」ができたりします。

 

 

また、骨盤の前側への傾きにより

腰のそり返りが起き「腰痛」が発生しやすくもなってしまいます。

 

 

さらに内臓の影響では

消化不良や体内の循環が悪くなり

「冷え」「むくみ」「肌の乾燥」といった症状も起こることがあります。

 

3 改善するための簡単にできるセルフケア

 

最初に遺伝の影響もあるとお伝えしましたが、諦めてしまうことはありません。

 

遺伝しているのは身体の使い方であり

「重心位置」「筋肉のバランス」が安定してくれば改善も可能になります。

 

そこで改善していくための簡単な運動をお伝えしていきます。

 

お子さんに行なうときでは、ママもたちも一緒に行なってあげることで子供たちも楽しみながらできると思います。

 

 

3ー1 膝のまっすぐな位置をカラダに覚えさせる

まず、肩幅に立っていただきその状態からほんの少しだけ膝を曲げてみます。

 

曲がっているか曲がっていないかくらいの微妙な感じで大丈夫です。

 

反張膝の方ではこの微妙に少しだけ曲げた状態が実はまっすぐになっている状態になることが多いです。

 

 

わかりにくい場合では鏡の前で横向きになり膝の曲がり方などを見ながら行なっていただくと膝がまっすぐな位置がわかると思います。

 

鏡で見たときに膝がまっすぐになるポイントがあるのでその位置や感覚を覚えていただくといいと思います。

 

 

ママが横から見ながらサポートしてまっすぐな位置を確認してあげれば客観的に見てまっすぐになる位置を覚えさせてあげることも効率が良くなってきます。

 

普段からこの状態を意識していくことで筋肉の使い方が変化していきます。

 

 

最初は違和感を感じたり、疲れやすかったりもしますが

これは必要となる筋肉や靭帯などが働いていることにもなります。

 

 

3ー2 バランスを整える運動

次に、伸びすぎてしまっている太ももの裏側と

縮んでいる前側の筋肉の拮抗(きっこう)バランスを整えていきます。

 

軽くつま先立ちになり、軽い屈伸運動です。

 

ゆっくり曲げて伸ばしていきます。

 

つま先立ちをすることによりさらに脚の後面がゆるんでいくため効果的になります。

 

 

バランスが取りにくい場合では

椅子や壁などにつかまりながらでも問題ありません。

 

 

お子さんに行なうときでは目安として10〜15回程度を1セットとして

間に1分くらい休憩を入れ2〜3セット行なうといいでしょう。

 

ママたちが声を出し一緒に数えてあげてください。

 

これは「外反母趾」「X脚(うちまた)」の方などにも有効な運動となりますので

是非、試してみてください。

 

 

まとめ 

今回は急な膝の痛みが起きたときに考えられる症状である

「反張膝」についてお伝えしました。

 

まっすぐな位置を知るセルフケアにより

カラダに記憶させていくことで

カラダは自然とその位置を覚えてくれます。

 

 

さらに、バランスを整えるセルフケアにより

必要な筋肉や靭帯の働きをダイレクトに作ることができるようになります。

 

しかし、人間の骨格の歪みや痛みの種類は

人によって様々です。

10人いれば10種類の特徴が存在します。

 

 

今回お伝えしたセルフケアでもあまり改善されない場合や

痛みにより不安がある

もっと早期に改善したいという場合では個別に対応しますので気軽にご相談してください。

一人ひとりにあった改善方法のご提案させていただきますので遠慮なくお問い合わせください。

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ABOUT ME
鹿庭 貴彦
柔道整復師の国家資格を持つ自律神経・内臓専門整体師として、自律神経症状、不定愁訴、内臓症状、ホルモンバランス、慢性症状などを中心にクライアントの状態、思考、言葉などからも分析し一人ひとりにあった刺激の少ない施術を行なっています。