腰痛と腸内の関係

腰痛で悩む方は年々増えている傾向にあり、日本では肩こりと並んでもっとも多い症状と言われています。全体の60%の方は腰痛に悩んでいて特に男性に多い症状の一つでもあります。

今回では、腰痛と腸内環境の関係をお伝えしていきます。

腸の働きとは

腸にはいくつか種類があり、ここでいう腸は大腸として説明していきます。大腸は消化器の一つでお腹の前側に位置しており大きく分けると『盲腸』『結腸』『直腸』と3つのものから成り立ちます。

盲腸では、免疫に関係するホルモンの産生であったり感情をコントロールする働きを持ちます。結腸は大腸の中で一番長い部分になりここで水分を吸収していき消化物を固形に変えていき便に変えていきます。直腸では便をためて肛門へ送り出す働きをもちわずかに水分も吸収する働きがあります。

この大腸の働きがスムーズに行なわれなくなることで便秘や下痢といった症状も起きやすくそれにより大腸へ負担がかかり緊張などを作り動きを悪くしてしまい大腸の付近にある筋肉や腰椎などにも同時に負担をかけてしまうこともあります。

そのため、便の状態で体調管理も行なうことができ、自分の便の状態が悪ければそれだけ腸内の働きが悪くなっておりその周りに存在する筋肉や骨にも負担がかかっていることが知ることができます。

内臓下垂により働きが低下する

近年、内臓下垂の方が増えている傾向にあります。よく言われているのが胃下垂と言われるものですが胃が下に下がってしまいポッコリお腹の原因などとも言われています。内臓が下垂してしまうことで本来の位置からがズレてしまうためにその分働きも悪くなってきます。

長時間、立っていることや座り続けていて腰痛が出てしまう方や痺れが出てしまう方などではこの影響が多い方もいます。人間は常に重力により支配されているために上から下への圧力は無意識にかかっていてさらに下垂により内臓などが下に引っ張られることにより腰椎の圧迫や腰の筋肉の圧迫も同時に起こってしまうことになります。

また、このような状態が長期間続くことで『脱肛』『脱腸』、『腸癒着』といった症状も引き起こしてしまうこともあります。

そのため、食事管理などで腸内環境を整えても下垂したままであれば本来の大腸の働きが作れていないために改善しないケースもあります。

もし、腰痛に悩まされている方で腰のケアや治療をしていても戻ってしまったり期間が立つとまた症状が出てしまう方などでは便の状態を確認することも良いかもしれません。

呼吸により内臓下垂を予防

実際に内臓下垂により大腸も本来の位置から下がってしまうことを改善していくために呼吸があります。呼吸は普段は無意識に行なっていますがコントロールすることもできます。

内臓下垂している方では呼吸が浅かったり、すぐに息切れしやすいかったりもするため呼吸状態が悪くなっていることも多く呼吸機能を高めていくために『横隔膜』『骨盤隔膜』の動きを呼吸により作っていくことで内臓が本来の位置へ戻っていきます。

横隔膜は肋骨下部、みぞおちあたりにあり簡単に言えば内臓を吊るす紐が出る場所のようなものです。骨盤隔膜は骨盤の中に存在し肛門を閉じる働きや内臓を上に押し上げる働きなどがあります。

では、どのような呼吸によりこの膜を動かしていくのかをご紹介します。

まずは、普通に深呼吸を何度かしていき落ち着いてきたら胸に空気をためるような意識で息を吸っていきます。

そうするといつもより呼吸が深くできるのを感じてきます。

次に、みぞおちあたりに軽く手のひらを置きこの手のひらを意識しながら深呼吸をしていきます。このとき、強く押さないように注意してただ置くだけで大丈夫です。これをすることで横隔膜が上に持ち上がりながら呼吸ができるようになっていきます。

最後に、おへそより少し下に手のひらを置き同じように手のひらを意識しながら深呼吸をしていきます。ここは軽く押しても構いません。これは骨盤隔膜の働きを作りながら呼吸ができるようになります。

これを何度か繰り返していくことで最初より胸に空気が入りやすくなりお腹が上に持ち上がってくるのが感じてくると思います。最初はわかりにくい方もいると思いますが続けていくことで変化が見られていきます。また、敏感な方では腸がグルグル動く音がしたりもしてきます。

この呼吸のコントロールにより内臓の位置を本来の位置へ戻しやすい働きができてきます。

まとめ

腰痛に悩まされている方で、治療やケアをしていても変化がなかったり、繰り返してしまう場合では腸内環境が影響していることもあり自身の便の状態を確認してみましょう。

便秘や下痢といった症状で食事管理をしてもあまり効果がない場合では内臓下垂により本来の大腸の働きがうまくできていない可能性があります。

呼吸により、横隔膜、骨盤隔膜の働きを作っていき内臓を本来の位置へ戻りやすい状態を作っていくことで重力による圧迫の負担を減らしていきましょう。

今回は腰痛と腸内環境の関係を伝えていきました。他にも肩こりなどにも影響しているケースも実際にあったりします。痛み止めなどに頼ってしまう前に少しでも違和感を感じたときには自分の内側からもチェックしていき呼吸管理をしてみてください。

 無料相談受付中!

育児ノイローゼ、産後うつなどお悩みをかかえた方やお身体の悩みなど気軽にご相談ください!一人ひとりにあった改善方法をご提案しております。

無料ネットラジオ

「ママと子供の笑顔のサプリ」

 

5万人以上のクライアント、3000人以上の子供たちを治療してきた親子コミュニケーショントレーナー・体質改善整体の鹿庭 貴彦が自らの経験を元に子供たちをサポートするママたちに向けて、カラダとココロの状態を整える方法を独自の視点からお伝えしていきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です