体質改善

妊娠9か月でのかかとの痛み

こんにちは!自律神経・内臓専門整体師の鹿庭(かにわ)です!
 
 
 
妊娠も後期になってくると、身体にも様々な負担がかかってくると思います。
 
 
その中でも「かかとの痛み」に悩まされている方も多いです。
 
 
 
かかとは身体のバランスを取るためにとても重要な場所でもあり、
 
 
痛みが出てしまうことで生活にも支障が出てしまいますよね。
 
 
中にはひどくなってしまうことで、歩くことも困難になってしまう方も実際にいます。
 
 
 
本日は妊娠中に起こる「かかとの痛み」について、予防や改善方法についてお伝えしていきます。
 
このような悩みを抱えた方へ!
  • 妊娠中でかかとに痛みが出てしまっている方
  • 歩いているときにかかとに痛みがある方
  • かかとの痛みが強く、お子さんの抱っこが困難な方
  • かかとの痛みを改善したい方
 
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かかとの痛みの原因 胎児の成長に伴った重心の変化

 
妊娠中は胎児の成長に伴ってママの身体の重心のかかり方も変化していきます。
 
 
そのため反応として身体へも症状を出しやすくなってしまいます。
 
 
特に出産が近づいてくるとお腹が大きくなってくるので、お腹の状態に合わせるような姿勢を取るようになります。
 
 
 
イメージでいうと、重い荷物を両手で抱えた状態と同じような姿勢になっていき、
 
 
その姿勢が妊娠中ではずっと続いている状態とも言えます。
 
 
 
腰の重心では下腹部が前に出てくることで前に移動してきます。
 
 
 
 
一方、上半身においては腰の前重心をかばうようにし肩の位置は後ろ重心になってきます。
 
これが猫背をつくるひとつの原因ともいえます。
 
 
 
 
 
このように下腹部を中心にバランスを取るようになり、
 
 
骨盤が後ろへと傾きを作る「骨盤後傾」となりその影響でかかとへ重心が集中するようになっていきます。
 
骨盤が後傾することで、膝が曲がりやすくなり
 
 
膝の裏には足の裏へ続く腱が付くために膝が曲がりやすい状態であれば、
 
 
腱が常に緩んでしまっている状態が起きてしまい、地面を押し返すバネの働きが失われていくため
 
 
かかとに大きな負担がかかってしまい結果、痛みが出てしまうということになります。
 
 
 
 
さらにはバネ機能が弱くなるために、血液を心臓に押し返す働きも低下してしまうことで下半身のむくみや重だるさ、冷えなどの症状。
 
 
重心の変化により、腰痛や肩こりなどの症状も引き起こしやすくなってしまいます。
 
 

しかも、妊娠という数ヶ月の中での姿勢の変化が起きるために、身体が対応しきれなくなり症状や痛みなどにつながりやすいということになるのです。

 

 

重心の偏りとかかとの痛みの予防・改善方法

 
次に妊娠の影響により起きてしまう重心の偏りやかかとの痛みに対しての予防や改善方法についてご紹介していきます。
 
 
今回、ご紹介する内容はとてもシンプルでいつでもできることですが、
 
 
妊娠中の方は特に無理のない程度に行なうようにしてみてください。
 
 
回数や時間などは特に決まりはないので、自身のペースで試してみてくださいね!
 
 

『出っ尻』を作り骨盤を前傾させる

ひとつ目は「出っ尻」をつくってみることです。
 
 
出っ尻をつくると骨盤が前側へ傾く「骨盤前傾」となり、
 
 
骨盤後傾とは逆につま先側へと重心が移動していきます。
 
 
 
 
足元の重心はつま先に移動してくるために膝の裏が伸びやすく、かかとへの負担も減っていきます。
 
 
やり方としては
  • 胸を軽く張る
  • おへそをやや前下方へ向けるように腰を軽く反る
  • 膝に意識して膝の裏が後ろに引っ張られるように立ってみる
[aside type=”warning”]妊娠後期ではお腹の張りがあり、苦しくなることや腰の痛みが出てくることもあるため可能は範囲で行なうように注意してみてください[/aside]
 

 

 

つま先立ちによる膝裏の腱をストレッチ

ふたつ目はつま先立ちによる膝裏の腱のストレッチです。
 
 
 
妊娠後期になり、お腹が大きくなってきている方などでは、こちらの方が楽に行なえるものとなります。
 
 
 
つま先立ちをすることで、指先へ重心を移動させていき、
 
 
足裏から膝裏にかけての腱をしっかりと伸ばしていきます。
 
 
 
 
やり方はとてもシンプルであり
  • 肩幅よりやや狭く立つ
  • つま先立ちをできる範囲で行なう
  • 膝がしっかり伸びていることを意識する
[aside type=”warning”]バランスがうまく取れない方などは、図のようにイスなどにつかまりながら行なってみてください。[/aside] 
 
 
今回ご紹介した方法は、身体へ覚えさせることが大切となりますので、
 
 
一度にたくさん続けるというよりは1日の中で何回かに分けて行なっていただき続けていくことで身体が自然と覚えていき重心が変化していくものになりますので定期的に行なってみてください。
 
 
 

まとめ

 
今回は妊娠中に起こる「かかとの痛み」についての重心の位置や予防、改善方法についてお伝えしていきました。
 
 
胎児の成長に伴い、重心の変化はどうしても仕方のないことではあります。
 
 
しかし、ママの身体の不調は生活やお腹の赤ちゃんにまで影響を与えてしまうことにもなり、
 
 
放置してしまうこともよろしくありません。
 
 
 
今回お伝えした方法では、妊娠中でも無理なくできることであり、
 
 
気がついたときに行なっていただく程度で問題ありませんので、なるべく毎日少しずつ続けてみることをしてください。
 
 
 
身体には「自然治癒力」や「復元力」といった力を持っており、身体のいい位置をしっかり記憶できる力を持っています。
 
 
そのため、習慣化することで自然と良い位置へと重心も変化していき、
 
 
症状の改善ができるようにもなっていきますので是非、お試しくださいね!
 
 
 
 
 
痛みが強くうまくできない方や立つことも困難な方など、お悩みがある方は気軽にご相談ください!
 
今の状態に合わせた改善方法などをご提案させていただきます。
 
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ABOUT ME
鹿庭 貴彦
柔道整復師の国家資格を持つ自律神経・内臓専門整体師として、自律神経症状、不定愁訴、内臓症状、ホルモンバランス、慢性症状などを中心にクライアントの状態、思考、言葉などからも分析し一人ひとりにあった刺激の少ない施術を行なっています。