おはようございます!
かにわです。
アイデンティティの中でも
「負のアイデンティティ」というものがあります。
発達心理学者で、精神分析家
エリク・H・エリクソンが言うのは
負のアイデンティティを求めてしまうのは、「アイデンティティ拡散」の兆候だそうです。
「アイデンティティ拡散」とは、
自分が「何者か」になりたい気持ちが
上手に活かせない状態や
こじれてしまった状態でもあります。
以下、アイデンティティ拡散の6つの兆候をご紹介します。
もし、当てはまるものが多い場合
アイデンティティ拡散の状態になってしまう恐れがあります。
①自意識過剰
自分が何者か・何者でないかに過敏な状態になる
②選択の回避
何者かになるトライアルを楽しめなくなり、回避しがちな状態になる
③対人関係の失調
他人との距離感が極端になってしまう状態
④時間的展望の拡散
生活の緩慢化や絶望感、死にたいという展望
⑤勤勉さの拡散
適切な能力獲得が困難になってしまう
⑥負のアイデンティティの選択
家族や身近なコミュニティが望ましいとみなすものへの嫌悪や増悪、その正反対のものへの過大評価(嫉妬やジャッジなど)
以上の6つが兆候とされています。
これらが強くなってしまうと
「何者か」どころではありません。
自分自身が今、どの位置にいるのか
これらを知ることを大切ですので
「まぁいいか」はもう通用しないので
自分自身を大切にしてみてくださいね!
それでは!